計算のハック

http://www.popxpop.com/archives/2007/09/10_14.html
http://www.jmuk.org/diary/2007/09/20/0

ここら辺見ていて思ったのですが、エンジニア向けの暗算だと、2〜9までの常用対数もしくはそれらの暗算方法を覚えておくのも便利です*1

  • log2 の場合 2^10 ≒ 1000 から log2 ≒ 3 / 10 = 0.3
  • log3 の場合 3^4 ≒ 80 から log3 ≒ 1.9 / 4 = 0.47 (もっとおおざっぱだと 3^2 ≒ 10 から 0.5弱とか)
  • log4 の場合 log4 = 2log2 ≒ 0.6
  • log5 の場合 2*5 = 10 から log5 ≒ 0.7
  • log6 の場合 log6 = log2 + log3 ≒ 0.77
  • log7 の場合 7^2 ≒ 100/2 から log7 ≒ 1.7/2 = 0.85
  • log8 の場合 log8 = 3log2 ≒ 0.9
  • log9 の場合 log9 = 2log3 ≒ 0.94

といった感じです。それほど正確な値ではありませんが、大きな数の桁数や概算を見積もるときにそれなりに重宝します(例えば、2^32は4*10^9くらいの数になるとかがわかるし)*2

*1:たしか森毅の本で読んだと思う

*2:これは4Gなので計算するまでもないですが

いいわすれたことなど

  • ニコニコ動画風に横にメッセージが流れたらいいのに」という意見がありましたが、実は処理速度的に見苦しいので断念しました(現在のプログラムでは、なめらかに動かすのが難しい)。
  • VNCによる変態多画面プレゼンは自慢しないの???」というのも実は処理速度の点から断念しました。gauche.gongのときはMacProで動かしていたものをムービーにしていたのですが、MacBookで同時にいくつも表示するとタイムラグがありすぎでちょっと無理です。

R-Slide

8/4のLL魂(LLSpirit)の「キミならどう書く -プレゼンソフトを作る-」で発表させていただいたR-Slideを公開します([http://www.koguro.net/prog/LLspirit_R-Slide.tar.gz)

で、いくつか注意点というかいいわけを挙げると

  • 会場でも指摘されましたが、動きは結構重たいです。スライドを派手にしたり、スライドの枚数を多くするといらいらするでしょう。
  • Intel Mac上で動作確認をしました。多分LinuxFreeBSDでも動くと思います。c-wrapperが対応していないのでWindowsでは動作しません。
  • JavaScriptCSSはあんまり知らないので、動きや表示が一部変だったりします。主に、Safariで動かしていましたが、MacOSX版のFirefoxで動かすとスライドが消えてしまうことがあります(なぜか、Windows版のFirefoxだとうまく表示されるのですが...)。IEOperaとかでは、全く確認していません。
  • Lingrのチャット内容表示は別プログラムになっているので、使いたいときはgoodies/listenerbot.scmを実行してください*1。こいつは、新しいメッセージがあるとR-Slideにtelnetで接続して描画命令を流し込むという豪快なプログラムです。あと、listenerbot.scmの *api-key* と *room* は適宜書き換えてください。
  • アニメーションGIFの処理は手抜きをしているので、ファイルによっては変な表示がなされることがあります。
  • ドキュメントとか何にも作っていないので、描画命令については、lib/rfb.scmあたりを読んでみてください。
  • ユーザ認証とかなにもないので、Webアプリのくせに一度に一人しか使えません。
  • セキュリティについて何も考えていないので、使うときは周りに注意して使ってください。

gauche.night

5/9に行われたgauche.nightに参加してきました。スタッフ、参加者の皆様方お疲れさまでした。

座談会

  • 結構激しいつっこみが多くておもしろかったです。メモをとっておけばよかった。
  • なんか、ひげ率が高かったような。

gauche.gong

mephisto
真横に座っていたのであんまりちゃんと見られませんでした。YouTubeに上がっていたのを見ましたが、これ音楽とも連動できるんですね。
Gauche-rfb
これの発表をさせていただきました。実はタイマー動かすの忘れて、時間感覚がわからずちょっと焦っていましたが、何とかつつがなく終了。
Parsing Expression Grammer
YACCとか使っていると結構面倒なときがあるので期待しています。WiLiKiにも書いてありますが、VMによる性能改善が行われるとうれしいです。
speedygosh
効果音を口で表現するのは意表を突かれました。ESTPのプロトコルはいろいろ利用価値がありそう。
Gauche-hpdf
Flashのデモはすごくわかりやすかったです。PDFが操作できるライブラリはあるととても便利(Kahuaから消えてしまったのが残念)。
Class-Partitioning-Class on Kahua
これで実際にどれくらいの性能改善ができるのか、ベンチマーク希望。
Kahua-S5(仮)
資料がさくさく作れるのは便利そう。個人的には見た目も結構重要だと思うので、ある程度は見栄えの制御ができた方がよいかも(変なアニメーションとか入らないけど)。